高齢化社会の中国は一人当たりGDPでアメリカに追いつくか。

      2021/08/09

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1998年時点のアメリカと中国の一人当たりのGDP格差は171P
アメリカを100とすると、中国は11.7であった。

この90の差が埋まったときが長い21世紀の終わり
である。

この差はIMFの成長率予測を使うと、2020年の段階では172P
中国はまだ54.2であり、アメリカ人の方が二倍豊かだ。

3億人のアメリカと13億人の中国の成長比較は現実的では
なく、2030年に両国が並ぶ予測はあやしい。

新興国が先進国に追いついた後は、デフレに入ることを174P
意味している。

理由は経済が急膨張するとき適性水準で落ち着くのではなく
過剰な水準に到達するまで投資と消費が行われるからである。

2030年に中国に過剰設備問題が顕在化して、現在の先進国の
ようにデフレになっていく可能性が高い。

日本の場合、1990年代に入って、資本係数が二倍を超えて
過剰設備に悩まされた。

これが「失われた30年」の始まりである。
2013年時点の中国の総固定資本の対GDP比率も50%に近づいている。

中国の資本係数は3~4倍に達しており、中国にとって世界経済が
広がらなくなった途端に過剰設備問題が顕在化する。

日本はそれを対策準備しなければならない。175P
対中不良債権問題が起こる。

1945年から社会の問題は「25年おき」に入れかわる。181P
1920から「不可能性の時代」はコロナにより、どう変化するのか。

「資本主義という謎」水野和夫、大澤真幸著NHK出版新書引用

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