民草の悲しみは「史記」にも「万葉集」にも描かれた。

      2021/07/08

DSC07000

DSC08336

歴史こそ人間学である。
人間の生きかた、心理描写、人間関係すべて人それぞれの糧となる。

日本は敗戦から76年を迎えた。
戦前は主権在民ではなく、主権在君の時代であった。

間違った判断をしなければ戦争に敗けることはなかったという人が
いるが、正しい判断をして戦争に勝ち、明治憲法が残り、民主主義

も基本的人権も思想の自由も憲法九条「憲法九条」 も存在しない国
が未だに続いていたら、ミャンマーのような国になったいたであろう。

安政の大獄が井伊直弼により行われ思想弾圧されたのはわずか160年前
111年前には大逆事件で幸徳秋水ら36名が死刑となった。

1925年治安維持法が制定され思想弾圧が熾烈になり、「蟹工船」小林多喜二
が獄中で変死した。

日本は1300年官僚政治を行い、武士が政権をとっても朝廷の権力は厳然と
存在し続け、それが明治維新後に国民の思想の自由をもぎとった。

日本の詩人が薫風という語感を発見したのは、中国の漢詩文からではない  87P
かと想像される。

「薫風南より来たり、殿閣微涼を生ず」(蘇東坡)
時代が下がって江戸に入ると「風薫る」という使い方がでてくる。

「歴史と人生」半藤一利著幻冬舎新書引用

 - 歴史