便利な変化は短期劇的に進み、劇的な変化は静かに進行する。

      2021/06/14

DSC07086

DSC08073

アマゾンは「冷蔵庫」を開発しているだけではなく、冷蔵庫の  4P
中にカメラを設置する技術で2019年8月に特許を取得した。

やがてアマゾンは本棚やベッドや衣服にも進出するかもしれない。
これからの企業はデータテクノロジーを活用できなければ確実に  8P

衰退し、淘汰されていくというのが現実である。
データテクノロジーの主役は、人工知能(AI)5G,クラウドである。

大量のデータを蓄積処理するテクノロジーが「クラウド」である。    9P
「5G」はデータの高速化を実現する。

クラウドは個人や企業がサーバーやネットワークを保有しなくても   12P
インターネットを通じて必要なときにサーバー機能やネットワーク機能

を使える技術である。
「5G」の始まりは2019年であり「高速大容量」「低遅延」「同時接続」を実現した。

四つ目のメガテクノロジーは「ブロックチェーン」である。
これは国家という「権威」がかかわらない、人や物の正当性の証明を行う。

価値をインターネットで通信することを可能にする技術である。
データの改竄性、透明性を実現することで、単に送金システムにとどまらず

経済活動のプラットフォームになる。
身近なケースではビッドコイン、戸籍、ワインのランク付けなどがある。

インターネットはADSLが普及したことで常時接続が可能になった。       92P
光回線の登場は2004年ころである。(これで100メガビット/秒でつながるように

なり、長時間の動画も送れるようになった。(2019年に10ギガビット/秒に進化)
速度が上がると、ユーチューブなどが登場した。

インターネットのコンテンツという意味ではテキスト→画像→動画という3段階の
進化が見られ、速度が上がったことで、電子メールの時代から、リアルタイムで

チャットができ、スタンプ(インターネットの取引や手続き等が行われた時刻
や電子文書の存在した日時を証明するサーヴィスである。対象文書の改竄有無

だけでなく過去にある時点に間違いなく存在していたことを証明すると同時に
それ以降変更がなされていないことを証明できる)も送れるようになった。

AIの第三次ブームを支えているのは2006年から2007年に登場したクラウドコン   104P
ピューティングによる。

クラウドの登場により計算力が爆発的に増え、いわゆるビッグデータの処理が
可能になった。

2014年にグーグルがディープラーニング(深層学習)のためのディープマインド
を買収したことは重要である。

ディープマインドを買収してから、囲碁の世界チャンピオンに勝ったり2009年
から始まっていた自動運転の研究を加速させた。

自動運転ではテスラが目立った存在だが、掃除ロボットのルンバで知られる
2013年アイロボットでインターンをしていたカイルフォークトという人が自動運転

関連ベンチャーの「クルーズ」を創業した。
2016年自動車メーカーのGMが、売上げゼロだったクルーズをいきなり買収し28歳

だったフォークトを最年少シニアディレクターに迎えいれた。
買収額は約630億円と言われている。

こうして生まれたGMクルーズはいまカルフォルニアで数百台規模の自動運転車  161P
による実験を行っている。

2018年には「ホンダ」がGMクルーズに対して総額3100億円もの巨額投資を
行なっていくと発表した。

ホンダもGMも自動運転に巨費を投じなければ明日がないことを良く解っている。
自動運転のソフトでは「オーロライノベーション」グーグル傘下は「ウェイモ」だ。

無人タクシーの時代になると人件費がなくなりタクシー料金は半額になる。   163P
バスもトラックも無人になる。

「次のテクノロジーで世界はどう変わるのか」山本康正著講談社現代新書引用

 - 旅行