七つの曜日は太陽(日)月、火星、水星、木星、金星、土星だ。
2021/02/18
はじめて地動説を明言したのはコペルニクスである。
これにより、人類はそれまでの「人間中心主義」を捨てざるを
えなくなった。
現在まで自然科学の基本的考え方であり「コペルニクス原理」という。
そして17世紀にケプラーが登場した。
ケプラーは惑星の「円運動」モデルを捨て「楕円運動」を考えた。
ケプラーは16世紀のティコプラーエのデータをもとに太陽に対する
火星の運動を研究し、三つの法則を発見した。
(1)惑星は太陽をひとつの焦点とする楕円軌道上を動く(楕円軌道法則)
(2)惑星と太陽を結ぶ線分が一定時間に描く面積は一定(面積速度一定の法則)
(3)惑星の公転周期の2乗は軌道の長半径の3乗に比例する。
これが「ケプラーの法則」である。
これにより惑星運動の理解が深まり、地動説の正しさが決定した。
惑星の楕円運動を解説したのは、ニュートンです。
ニュートンは地上で物体が地球に引き寄せられるのと同じように宇宙でも物体が
互いに引力を及ぼし合っていることを発見した。
これが「万有引力」の法則である。
地球にはS極とN極の磁場があるが、その磁場が及ぶ範囲のことを地球の「磁気圏」
といいます。
太陽からは超高温のプラズマ(太陽風)が放出されており、地球は磁場により
太陽風が遮られ守られている。
地球には岩石が山ほどあるが、なぜ「隕石」は貴重なのでしょう。
地球の岩石はもとは「火成岩」であり、溶岩が冷えて固まったものです。
火成岩は浸食を受けて「堆積岩」になります。
さらに堆積岩が地球内部で高温高圧にさらされると「変成岩」になる。
これらは一度溶けた岩石です。
隕石は溶けたことがほとんどありません。
溶けたことのない隕石は、太陽系の材料がそのままの状態で含まれている。
形成年代が地球の岩石よりもはるかに古いため、太陽系の誕生が解るのです。
「銀河系惑星学の挑戦」松井孝典著NHK出版新書参照