年齢が2倍になると「がん」で死ぬ人の割合が16倍になる。

      2021/01/27

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がんで亡くなる人は、圧倒的に高齢者が多い。
30代、40代で亡くなる人はごく一部であり、恐がっても仕方ない。

「がんに罹ったら確実に死ぬ」というのは噓である。
がんで亡くなる人は50%くらいで、他の成人病と変わらない。

がんの苦しみは治療によるもので、抗がん剤は強い副作用をもたらし
手術をすると、多種多様な合併症や後遺症に悩まされる。

しかし、むやみに抗がん剤を使わず、適切な放射線治療を行い、痛みを
コントロールすることができれば、がんは辛い病気ではない。

国立がんセンターの90年代の統計では、全ての患者のおよそ半分が
五年生存を果たすようになった。(治癒したということです)

それに対し、良性疾患といわれる他の成人病の五年生存率は
以外と悪いのです。

肝硬変の五年生存率は40%~60%で、心筋梗塞は40%~66%、脳卒中は
20%~50%となっている。

抗がん剤の費用は高価なものです。
経口投与の抗がん剤は、だいたい一カ月4万円から9万円くらい、年間

50万円から110万円の薬代となる。
免疫賦活剤も高価で、クレスチンは1グラム990円で1日3グラムくらい

処方するので、一カ月9万円になり、この両方を処方されると一人当たり
1年に150万円から200万円かかることになる。

日本のがん治療費は全体で約1兆円、そのうち抗がん剤と免疫賦活剤が
年間2500億円であることの意味は。

放射線治療費の総額は60億円くらいと見積もられる。
これでは放射設備の購入費、維持費、人件費を賄うことはむつかしい。

がんの死亡率は減らせるのか。
これは難しい。

アメリカでは20世紀中にがんを撲滅させようと、1971年以来、巨額の
費用を投じてきた。

しかし1970年以降、がん死亡率はむしろ増加していて、2020年に
おいても目標達成は実現不可能である。

「がんほどつき合いやすい病気はない」近藤誠著 講談社プラスアルファ文庫参照

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