黒いヴェールに閉ざされた、イスラムの大国サウジアラビア。

      2020/10/13

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サウジアラビアの首都リアドは近代化され西欧化された世界の首都
のなかでは、最も原理主義的なところである。

外見は極端にアメリカナイズされているのに、中身はまったくの
「不思議の都市」である。

そのパラドクスは楽しい。
何をするにも自分のこれまでの価値観を確認しながらやり方を選択

しなくてはならない。
ただ普通に何日間を過ごすだけでも「激動の時代」や「レジスタンスの時代」

をシュミレーションできるのだ。
「パラドクス・パラダイス」という言葉がある。

サウジアラビアは異次元ワールドである。
体をすっぽりおおってシルエットを隠す衣類が「アパヤ」だ。

服装の禁忌のパラドクスといえば、サウジ女性はアパヤを脱ぐことができる
家の中での衣装が華やかである。

結婚式では、家族の女性、招待客、すべての女性が豪華なイブニングドレス
で装う。

ビーズ、パール、レース、刺繍などをふんだんに使い贅を尽くした衣装に
金のアクセサリーをつける。

サウジアラビアでは原油だけでなく、金鉱もある。
サウジアラビアの金は澄んだオレンジの輝きを持ち美しい。

サウジアラビアの女性は年平均500グラムの金を購入し、世界一の金マニア
である(2000年は1グラム1000円、2020年は7000円になった)。

サウジアラビアの女性は外にアパヤさえ着ていれば、中身は自由である。
手足を隠すのが目的であり、一神教の文化では一般に、神の男女創造の区別

をあやうくするような服装は嫌われる。
しかし女性の服装のほうが、はるかに自由化はすすんでいる。

サウジアラビアは国全体が聖地とされているので、基本的に観光は存在しない。
しかし政府は財政のために観光に目を向け始めた。

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