日本の歴史的事件はエネルギー転換(石炭、石油、原発)だ。

      2020/09/15

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「三池炭鉱」関連資産のパンフレットにはこう書いてある。
「明治日本の産業革命遺産 製鉄、製鋼、造船、石炭産業」

は日本の近代工業化のシンボルである。
夏目漱石「草枕」には、「明暗は表裏の如く、日のあたる所には

きっと影がさす」日本のみならず、産業革命というものは破壊的
な生産装置だ。

なかでも石炭産業は幾多の炭塵爆発事故を起こし、1963年の三川坑
爆発事故では死者458人、一酸化炭素中毒者839人の大惨事となった。

日本の石炭産業は朝鮮戦争特需(1950年)により、大変な活況を呈した。
しかし70年代に入るとエネルギー転換とモータリゼーションにより石油が

取って代わって使われ、夕張炭鉱も三池炭鉱も廃坑となる。
炭坑節の二番に「あなたがその気で 云うのなら思いきります別れます

もとの娘の 十八に 返してくれたら 別れます」とある。
これは労働歌ではなく、恨み節である。

2011年3月11日に福島第一原子力発電所はメルトダウンした。
「ウラン235」の核分裂では、同じ量の石炭の300万倍の発熱量を出す。

これは自然界のものではなく、太陽の核融合と同じである。
人間がコントロールできるものではない。

日本の子どもの相対貧困率は2015年の推計で、13.9%(厚労省)に達する。
これは日本の経済状態を考えると、異常な数値である。

政府はヒステリックに「レジ袋」を目の敵にして、有料化したがレジ袋
が世界中からなくならなければ問題解決にはならない。

使い捨てマスクはプラスチックでできているが、今や海の中はマスクが
氾濫しているのだ。

目先の対策では解決できない問題、土に帰らない「石油化合物」ペットボトル
トレー、衣類、玩具、ビニール数えきれないほど、身のまわりにこれらは存在する。

私が15歳までは、石油化合物は製造されず紙や竹や木で包装、梱包を行っていた。
ポリバケツが登場してから、これらは溢れ出た。

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