「陽が昇る」事実の中に生物学、物理学、哲学の情報がある。

      2020/05/26

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太陽が輝くことに意味がある。
太陽の表面では毎秒400万トンの物質が破壊され太陽圏の

縁にいるわれわれは、荒々しい核の嵐にうたれている。
太陽の質量はつねに減少し、体積と密度は変化し続ける。

進化は全宇宙的作業なのだ。
日の出は地球が動いていることを意味している。

地球は自転しまた一年ごとに公転するが、宇宙との関係
においても動いている。

通過してゆくものの周波数の変化はドップラー効果による
ものだが、音だけでなく光にも見られる現象である。

自分の方に向かってくる物は、光が歪曲され波長の短い波
となり、菫色がかって見えてくる。

離れるときは、波長が伸びてより赤みがかった色になる。
「赤方偏移」と呼ばれるこの幻視により速度が算出できる。

天文学者は数個の銀河系以外のあらゆる銀河系が、時速
何百マイルもの速さで遠ざかることを示すことが可能だ。

あらゆる銀河系が他のあらゆる銀河系から遠ざかりつつあり
宇宙はあたかも一種の巨大な爆発のさなかにある。

この解釈が初めてなされたのは、1929年にアメリカの天文学者
エドウィン・ハッブルによるものである。

非常に遠い位置では、その遠方にある銀河系が光の速度まで
達しているので、われわれの視界から消えてしまうのだ。

「ハッブル半径」は宇宙の可知の部分の大きさを実質的に
限定している。

半径約130億光年の球である。
この領域をユニバース(宇宙)に対してコスモス(宇宙を秩序

ある調和のとれたシステムとみなし、カオスと対をなす概念)
である。

コスモスの相対的速度と距離はわかっているので、逆算するとすべて
が一点に押し込められ、これが宇宙の起源「ビッグバン」である。

ビッグバンが起こったのは約150億年前のことである。
地球の歴史は約50億年である。

ハーヴァード大学の天文物理学者スティーブン・ワインバーグが
「宇宙創成はじめの三分間」という本を表している。

ビッグバンとは、あらゆる場所で同時に起こり、すべての空間を
埋めつくし、物質のあらゆる粒子が互いに離れていく爆発である。

はじめの100分の1秒間の宇宙の温度は摂氏約1000億度で、粒子は
形成されるやいなや破壊された。

この創造と破壊の嵐が、約三分間にわたり「コズミックティーカップ」
の中で吹き荒れたのである。

やがて温度が10億度に下り水素とヘリウムの核形成が始まった。
この核が最初の気体原子を作ったのは、爆発後約70万年後である。

生命の起源は、地球のように恒星と関係をもつ惑星においてしか
有機的進化は起こりえない。

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