1969年「少年マガジン」は百万部雑誌となり大学生が読んだ。

      2020/04/05

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ハーマンカーンは70年代に「未来への確信」という著書で灰色
未来学に戦闘的に挑戦し、人口、エネルギー、原料、食料、公害

などあらゆる問題が人類の知恵と技術で解決できるとし、200年後
には、世界総人口150億人、世界総生産300兆ドル、一人当たり

年所得2万ドルの水準の生活がいきわたり、全世界的な脱工業社会が
実現するという夢を描いた。

それから50年経った2020年の今、世界を見渡すとコロナウィルスにより
4000人の死者が出てしまい、オリンピックどころではない状態だ。

総体としての人類はそれほど英知にあふれてはいない。
歴史的に危機的状況下においては、人類は最悪の選択をなす。

人類の文明活動の失敗は七つあげられる。
(1)食料増産のために、エコシステムを単純化し不安定なものにした。

この結果肥料と農薬を過剰に使用し、それによりエコシステム
が破壊されてしまった。

(2)文明活動というサブシステムを、エコシステムというトータル
システムに接合できず、大気汚染、廃棄物公害などを起こした。

(3)資源が無限にあると考えていたために、使い捨ての習性を
身に着けてしまった。

(4)極度にエネルギーの消耗が激しい文明システムを作ってしまった
ために、安定しない状況を作りだした。

(5)野放図なエネルギー使用により、地球の熱平衡がおびやかされ
気候の激変を招いた。

(6)食料増産を上まわる環境改善を行ったため、人口が適正数を
上まわり、食料不足をきたした。

(7)人口は過剰になっているにもかかわらず、文明を維持する
教育投資が行われなかったので、マンパワー不足に陥った。

 - 禅・哲学