ニュートン力学の「光」は切れ目がない、「光量子」は数珠玉。

      2020/04/02

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量子quantumという言葉はラテン語の「どれくらい多く」quanta
からきている。

この「どれくらい多く」はなかなか象徴的で、光とかエネルギー
をかたまりで表現するのにふさわしい。

量子の誕生は黒体輻射理論のわずかな疑問を青年プランクが
いただいた時にはじまった。

それは黒体が「どれくらい多く」に振動数に比例したエネルギーの
分配量をつかみ出そうとしているかを予想したものであった。

黒体における光のエネルギーのやりとりは、単位量またはその
整数倍でしかやりとりできず、それ以下では受取れない。

このようにプランクが結論づけたとき、量子が誕生した。
非連続性が量子の第一の性質で、確率性が第二の性質である。

量子や素粒子は、その実体それ自身があいまいに定められた
概念であるうえに、物体から分子、分子から原子、原子から

素粒子へとむかうにしたがってますます勝手気ままなふるまい
をするような、つまり「核心に迫れば迫るほどでたらめな構造」

というべきものを学者たちに迫った。
素粒子に自己同一性をもたせるには至らない。

これは偶然性と因果性の背反そのものである。
湯川秀樹博士は「いろいろな表現の仕方があるが、これからは

ゆるい因果律という言葉が必要になるだろう」と言っている。
マックス・プランクは「物理学と世界観」で述べている。

「いったいこの定数はわれわれの研究精神が案出した産物にすぎない
のか、それとも人間の知性から独立した客観的実在なのか」と。

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