「多変数解析関数論」の未解決三大問題を解明したのが岡潔。

      2020/02/28

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数学者の岡潔は日本人が自己中心的に行動することを「個性」
とか「自由」の発揮だと官は考えるようになったと批判した。

岡潔は「無明」という言葉を繰り返して述べています。
彼が言う無明とはふつう我々が「自我」だと思っているものの

本質です。
日本人が背負ったものは近代的自我で、結局無明だと言った。

欧米の自由主義、個人主義を日本は取り入れようとしたわけで
民主主義とセットであった。

しかし欧米の個人主義は神と各々の個人との縦軸を通した契約
をベースに成り立っている。

キリストのような神のいない日本で個人をそれだけ、立てて
しまうと自己中心的になるのは当然の成り行きである。

人間が何が何でも自分だけを第一に生きようとする世界を
無明と言っている。

人は本来、ただそこにいるだけで懐かしいのだと岡潔は言う。
「懐かしい」というのは必ずしも過去や記憶のことではない。

周囲と心を通わせ合って、自分が確かに世界に属していると
実感するとき、人は懐かしいと感じるのである。

だから自他が分離する前の赤ん坊にとっては、外界のすべてが
懐かしい。

岡潔は「人というのは、大宇宙という一本の木の一枚の葉の
ようなものです。逆に宇宙という一本の木の一枚の葉である

ということをやめたなら、ただちに葉は枯れてしまいます」
と言っています。

一方ジョブズは生前このように語った。
「人生において十分にやっていけるだけの富を積み上げた後は

富とは関係ない他のことを追い求めた方が良い。
もっと大切な何か他のこと。富は死ぬ時に持っていけない」

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