日本人は、電車が動いていない台風翌日になぜ出勤するのか。
2019/10/14
人生、歳をとってくると、人間の価値は「何ができるか」
ではなく、「何を楽しめるか」にかかっているのだという
ことがおぼろげに解ってくる。
何ができるかという事は、インターネットの時代に大した
意味を持たない場合が少なくない。
かたや、ものごとを楽しむことは、感性なしにはできない事だ。
「花を愛するのに植物学は不要である」
稲垣足穂 「横寺日記」
楽しみを見つけることは、人間だけの生の醍醐味である。
「休息とは回復であり、何もしないことではない」ダニエル・ジョセリン
「毎日、自分の嫌いなことをふたつずつ行うのは、心のためによいことだ」
サマセット・モーム「月と六ペンス」
「二人の人間が同じ場所から眺めている。
一人は泥土を。もう一人は星を」ラングブリッジ「楽観と悲観」
「事を遂げる者は愚直でなければならぬ。
才走ってはうまくいかない」勝海舟
生きていくこと、仕事をすることは、ストレスとの調和をはかる
努力の連続といえるかもしれない。
ストレスを悪玉と決めつけたら、生理学者のハンス・セリエは
困惑するだろう。
彼は「ストレスは人生のスパイスだ」という言葉を残している。
マイナスに作用する、ストレスを回避するにはSTRESSの頭文字
Sがスポーツ、Tがトラベル、Rがレクリエーション、Eはイート
Sはスリープ、最期のSはスマイルである。
「人間は誰でも灰色の魂を持っている。
だから、ちょっと紅をさしたくなる」ゴーリキー