転倒する、つまり「転ぶ」とは片足で自分を支える時に起きる。

   

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両脚で立っていて、自然に転ぶのはまず起きることはないでしょう。
両脚で歩行すると、瞬間的にどちらかの片足が身体全体を支える状態が

起きます。
この時にバランスを崩して転ぶわけです。

エジプトの王国のシンボルピラミッドの守り神であるスフィンクス。
ギリシャ神話によるとテーベの岩山に座するスフィンクスは通り

かかる人間たちに、こう問いかけた。
「朝には四本足、昼は二本足、夜には三本足で歩く動物は何か」

答えられなかった者は食い殺された。
ある日旅人オイディプスが見事に正解を答えた。

この謎の正解は「人間」である。
赤ん坊は四本足でハイハイ歩き、大人は二本足で立ち、老人は杖を

ついて歩き三本足になる。
古今良く知られた話である。

生物学の世界では「個体発生は系統発生を繰返す」と言われる。
人類が400万年かけて完成させた二足歩行を、赤ん坊は一年で行う。

若い人よりも、老人のほうが転びやすい。
運動する人よりも、運動しない人が転びやすい。

「転ぶ」とは老化、病気、運動不足が複合的に起こす現象といえる。
転ぶことは、命の黄色信号である。

歳をとると20歳以降、視覚、手の力、視覚反応、動体反応、体の筋力
すべてが、比例的に低下していき、運動能力と筋力は特に落ちます。

その中でも「老化は脚から」といわれるほど、脚が弱ります。
つまり、歩く運動が必要であるということです。

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