「商いの心、事業の魂」に存在する、日本人特有の道義心。

      2019/09/14

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日本において「商人の心得」は武士道と同じように千年の
長い時間をかけて培われてきたものである。

「祭事」は神様への接待であり、舞踊、能、狂言、茶の湯
生け花などの技芸は、あらかた神様を迎える際の神事である。

近代社会は個人主義に立脚したソサエティです。
それが利己主義にならないためには、共同体を大切にする必要がある。

現在も信仰をあつめる商業の神々は、まれびと神(来訪神)の系譜に
連なっている。

「七福神」は船に乗った姿で描かれるように、海の彼方からやって
くる外来神です。

「大黒天」「毘沙門天」「弁財天」はインドの神様。
「寿老人」「福禄寿」「布袋尊」は中国、道教の神様。

「恵比寿天」は日本古来の神様です。
恵比寿は「夷」とも書かれます。

恵比寿は中世には海運の神ともされるようになり、物資を集め市を
開いたことから、市の神とされていきます。

市神の恵比寿は商人の信仰を集めるようになります。
恵比寿は海の神を元にする商業神、山の神を元にするのはお稲荷さん。

稲荷という名称には、秦氏の祖先が稲により裕福になったことによる。
餅を的にして矢を射ると、餅は白鳥になり飛んでゆき伏見山にある

伏見稲荷大社の由来となった。
山の神には他に大山祇命が信仰されている。

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