学校を出て会社人生を送ると、男は卑屈になり不信感を得る。

      2019/08/12

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酒を飲まない若者が増えているようだ。
もったいないことであるが、50年前はたいして金も無いのに飲んでいた。

お金の問題ではなく、社会がアルコールとの距離を遠いものにしたことと
酒は女性とつきあう次に人生の華であることを教える人間がいなくなった

ことが、この現象を起こしたとも言える。
18歳で酒を飲み始めて、最も長い期間「断酒」したのは55歳の時、半年間。

アメリカは健康志向が進んでいるらしく、パーティーで飲むのは「ペリエ」
らしい。

働き方改革の前に「過労死」の問題が電通の女性のケースなどで存在したが
私が45年前に就職して働き始めた時は、7時半に出社して11時まで仕事をする

のはざらであった。
過労死問題が務めた会社に存在しなかったのは「ブラック企業」ではないから。

人間の分類で農耕民族か狩猟民族に分けるケース、仕事では職人や商人という
分類の仕方がありそうだが、金融機関は狩猟民族で製造業は農耕民族だろう。

しかし、そんなこととは別に実務を覚える、営業センスを養うことは若いうちに
やっておかねばならない事の一番手で、これにより一目おかれる存在になる。

男は仕事を媒介にしないと酒でも飲まない限り、群れることはできないし
一対一はなおさら、間がもたないだろう。

しかし女性は真逆である、仕事のサークルであろうが、女子会であろうが人数
関係なしに飲んでも飲まなくても食べて話して笑いころげる。

これは人間関係と会話能力とさまざまな情報収集に対する、女性だけが持って
いる男にはない縄文時代からの遺伝子なのだろう。

今、男女混合の仕事集団において、偉そうにしていられるのは国会議員
質の悪いのは市町村の男の議員だろう。

はたして、この無意味な世界があと何年持つのだろうか。

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