私たちの銀河系以外に、宇宙は無数に存在する。

      2019/07/14

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曼荼羅図においては、宇宙が次々と同じかたちの小宇宙へ
分割されて、各々に違った顔の仏さまが存在する。

実際に可能かどうかは別にして、物理原理に矛盾せず認識
しうる範囲はあくまで「わたしたちの宇宙」なのだから

われわれの認識はこの宇宙から出ることができず、この
夢想を実証することはできない。

しかし、実証しうる最大の時空を超えて、無数の宇宙が
存在するかどうかの可能性を考えることはできる。

物理学者は原理主義者である。
宇宙が無限個存在するかどうかについての物理学原理主義者

の議論の仕方は、至極単純である。
私たちの宇宙の誕生に神の力を要しないことを、証明するのだ。

この宇宙がきわめて自然な物理過程で創成されることを証明する
だけで良い。

物理原理学者は宇宙の誕生をどのように考えているのだろうか。
宇宙の始まりは、温度も密度も無限大であったが、厳密には

正確ではない。
アインシュタインの宇宙方程式を、そのまま時間ゼロにまで

適用すればそうなるが、この方程式を時間ゼロの瞬間まで適用
することはできない。

超微視的な状態である宇宙誕生時には重力への量子論的な効果
を考慮しなければならないが、

アインシュタイン方程式では重力を古典論のままとしており
そのままの形では成立しない。

アインシュタイン方程式が正しいのは、一秒の、一兆分の一の
一兆分の一の一兆分の一の一億分の一という時刻(分母にゼロが

四十四個つく)以降でしかないのである。
この時刻は通常「プランク時間」と呼ばれている。

この極端に短い時間の問題をどうのように考えるべきか、ヒントは
ロシアのビレンキンが発案し、ホーキング博士が修正したモデルが

存在する。

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