近代欧州文化形成はギリシャ哲学から派生したと考えられる。

      2019/07/10

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自分の死をどう考えるかは、哲学上の大問題です。
ハイデガーは「死に臨む存在」という言い方をしました。

死は人間にとって究極の可能性なのです。
それをどう意識するかが、その人の生の意味を決定する。

しかしサルトルは、この考えにノーと言いました。
サルトルにとっては死は「可能性」などではなかった。

死はすべての可能性を無にし、人生からすべての意味を
除きさる不条理な偶発事である。

誕生もそれと同様です。
メルロポンティもこの問題では、サルトルと同じ考え方をしました。

マルセルデュシャンに「死ぬのは、いつも他人ばかり」という
言葉があります。

仏教の悟りの境地では、生と死を一緒にとらえて生きることだが
大衆にとっては困難なことで、哲学の場合と相異すると思われる。

フランス人は子供のときから哲学をやるが、日本人は無垢な子供に
そのような世界を教える必要はなく、健康な人生を送った方が良い。

プラトン以来哲学とは、超自然的原理思考法の世界なのです。
ニーチェもそのことが、ヨーロッパの文化形成につながったと考えた。

しかしニーチェはヨーロッパは行き詰っていると見た。
かれはこの問題の原因を反自然的な考え方にあると見てとった。

そして「神は死んだ」と言った。
神とは「超自然的原理思考法」ということです。

ニーチェは、哲学批判、哲学の解体、反哲学を提唱しようとした。

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