学者「上野千鶴子」の不思議さ、遊びつつジェンダー研究。
秋田県と同様、金沢は美人の産地です。
彼女は親から離れるために京都大学に入った。
そして1948年生れの彼女は団塊のまん中である。
大学3年生で70年安保闘争を経験する。
私はその時、高等学校3年生でした。
どうも、彼女のジェンダーに対する反骨精神は
安保闘争の中で生れたようだ。
「仲間である男たちは、仲間ではなくただの雄だった」
そしてフェミニストになる。
確かに闘争に敗れた男は懺悔もすることなく、体制に下った。
女は社会的人間であるが、男は会社的でどこか「かたわ」な
作り方をされて、それを埋めようともしない。
人生において仕事や男に求めるものが変わるように、友情の
内容も変わるし、友人が必要ない一瞬も存在する。
例えば、友情が昇華した恋愛の形を求める女性は30%、男性は
20%だから、出会う確率は6%しかない。
今や一世代は100万人プラスアルファだから、結ばれるのは
20万人余という事になる。
女性の人生に大切なものは、仕事と男若しくは家族それと
女友だち、だそうな。
私たちが今生きている社会は、老いを避けたい社会、直面
したくない社会です。
若者は髭、すね毛脱毛し、女性は全身脱毛エステに通い中年の
おばさまは、しわとり、お肌つるつる洗顔フォームに勤しむ。
シモーヌ・ド・ボーヴォワールは「老いは文明のスキャンダル」
と言いました。
全く意味のない平均寿命が、最近の発表で2018年は男性82歳
女性88歳になり、死ねない領域は100歳に到達しそうです。