日本の大学で最も早く「社会学」を学ばせたのは関西学院大学。

      2018/02/18

3代官山

「社会学」とは集団を対象にした学問です。
官があり民(白川静は一眼を刺し視力を害する形とした)

郭沫若は民を奴隷であると解した。
臣にも目が着いているが、合わせて臣民という。供に神に捧げられたもの。

協同体であり私。東大名誉教授の上野千鶴子さんは恋愛とは
対関係というゲームの場、しかも死闘であると言っている。

確かに1960年代~70年代において女性が30歳代まで独身である
ことは、その親族全般に怖いことになるから死闘なのでしょう。

そして恋愛は思想でありました。
「おひとりさま」の上野さんは、自分ひとりというのは自閉的な

独我的世界だから自我とは「嗜癖するか退屈する」しかなかったと言う。
嗜癖という言葉は現在は「依存」という言葉に変わりました。

薬物のケースです。
しかし、旅において自分ひとりきりは逆に至福のひと時となります。

若い時代には活力に満ちたりていて、一人で小説でも読んで
いた方が気持ち良いと思っている人間にとっての「性」は

人間関係に向かって開かれるもの。
性は本人にとって他者に向かう衝動のもとのなる唯一?の欲望です。

自分というものは退屈なものである、という点において
変わりはありません。

なぜか、男は女性に対し対等を好みません。
しかし女性は必死に自分の存在をかけて問いかけ迫ります。

政治的・思想的に日本は確かに右傾化していることは間違いない。
1946年~1969年の左翼の時代のさ中、高度成長が70年代ピークに

達すると、70年安保を境に90年代にはリベラルまでが凋落します。
団塊の世代が60年代の反動で50歳近くで社畜化してしまった。

専業主婦も1950年代~80年代はあたりまえの存在であったが
フェミニストはその存在に不快感を持ち、主婦に対して

経済的自立こそが、フェミニズムのゴールだと主張した。
手に負えない世界ですが。

そこには主婦の「不払い労働」が存在しました。
これを言ったのが、「イワン・イリイチ」。

「シャドウワーク」という言葉で表現しました。
人間社会の根幹を支えている主婦労働が賃金を得ていない謎。

これと逆に、「アイドリングワーク」というものもあります。
会社において無駄に時間を費やす社員(役員)たちのことです。

無駄な会議、無意味なパソコンウオッチャー、いらない出張
など50年前の年功序列時代より後退した非効率作業です。

昼間はアイドリングして、残業やる社員とは?

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