2050年に人口1億人を割ると言われる日本の国家安全保障。

      2018/02/16

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以下の数字は2016年の国連による人口推計である(多めに推計するクセがある)。
        2016年      2030年       2040年       2050年
1位 中国   13億6782万人  14億1500万人    13億9400万人   13億4800万人
2位 インド  12億5970万人  15憶2700万人    16億3300万人   17億500万人 
3位 アメリカ 3億1905万人   3億5500万人    3億7300万人     3億8800万人
10位 日本   1億2706万人  1億1600万人     1億700万人      9700万人
16位 ドイツ  8110万人    7900万人      7700万人       7400万人
21位 イギリス 6451万人    7000万人      7200万人       7500万人
22位 フランス 5996万人    6700万人      6900万人       7000万人

この表で見えてくることは、インドが中国の人口を抜くこと。
2050年までに日本の人口が1億人を割ること。
イギリスがドイツの人口を上回ることです。

今後人口が減少する国が目立つ先進国の中で増加の基調に
あるのは移民大国といわれるアメリカ、イギリス、カナダです。

世界の人口は現在73億人。
今後も増加を続けて、2056年には100億人を突破します。

しかし、22世紀当初世界人口は減少に転じます。
2022年に中国を追い抜くインドも2068年にピークを打ち減少へ。

問題は日本です。
人口減少はもう始まっていますから、現在労働力維持のために

受入れているラテンアメリカ人、そしてアジア系の人が将来的に
日本の国力が落ちた場合、流入してくれる保証はありません。

逆に将来(22世紀)に向けて安定的に人口が増加するアフリカの
ナイジェリア、タンザニア、コンゴ、エチオピア、ウガンダなど

に拠点を作り繋がりを持っておくことは重要な人口問題の政策の
ひとつになるでしょう。

日本という国は人口が増えていった時は大騒ぎしましたが
人口が減りだしても本気に政策を打とうとはしません。

アメリカもカナダもヨーロッパ諸国も人口を増やすことに
必至です。

現在ヨーロッパ主要国の中で、人口の問題における戦いをやって
いるのは、フランスとドイツそしてイギリスです。

フランスは20年前からの政策が功を奏して、人口は漸増を辿って
います。

2050年には7000万人台に乗せようとしています。
対してドイツは出生率が伸びず、8000万人台から7000万人台へ。

2100年にはフランスの人口はドイツより1000万人多くなりそうだ。
ドイツはイギリスにも抜かれてしまう。

実際にはフランスはドイツではなく、イギリスの力を恐れています。
イギリスは移民で人口を増加させているのです。

人口を増加させるためにはフランスがやったように20年の年月が
かかるのです。

その点、日本は防衛のための戦闘機は購入しますが、人口減が
労働力現象につながり、消費が激減し、通貨が下落して国力が

落ちてしまうことは真剣には考えません。
鉄道、道路、空港、水道、インフラ全般が維持できなくなる。

外国から攻撃されることは、眼に見えるが人口減は真綿で首を
締められるように、日本を貧しい国にしていきます。

シンガポールの建国の父である「リークアンユー」は
「もし、私が日本人で英語が話せたら日本を出て行くであろう」と言った。

この裏の意味は国家安全保障の問題があります。
中国の隣に位置して人口が減少し、経済が縮小し国も国民も貧しくなる

ことが危険だと言った訳です。
シンガポールは既に対策を打っています。

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