経済に関する事は(特に貿易や為替関係)著述しない方が良い。

      2017/11/20

3ミニクーパー

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日本の経常収支は2011年3月11日の大震災で原油や
天然ガスの輸入が増加し、そのことが原因で2013年に

赤字となった。
企業でいえば経常利益赤字転落です。

しかし、落とし穴がありました。
実は原油価格は2013年が高値圏であり、2014年から暴落しました。

高値は1バーレル140ドル超えで、暴落後は1バーレル30ドル割れです。
このことにより、2016年の経常収支は20兆6500億円の黒字となります。

この投稿の参考にした「会社が消えた」日経BP社大西康之著においては
原発が何基か再稼働しても経常収支は赤字が続くと書きました。

これと同じことがイギリスでも起きましたとしています。
大変日本でも人気があるが「ローバー社ミニクーパー」という車があります。

2000年10月にローバー社グループは解体されミニの事業はドイツBMWに
買収されました。

イギリスの自動車産業はロールスロイスをはじめ、ジャガーをも
外資の手に渡ったわけです。

英国病と呼ばれた深刻な経済不振は1960年代に起きました。
その時に鉄の宰相「サッチャー首相」が登場したわけです。

ランドローバーとジャガーはインドのタタ社の傘下にあります。
しかし、ドイツBMWに移ったミニクーパーは累計300万台を製造しました。

それから時代がたち携帯電話が1994年に販売解放されました。
それから20年以上が経ちます。

アップル社が「iPhone」を全世界に販売開始したのは
2007年のことでした。

こちらも20年経ちましたから、売り上げは頭打ちして良いはずです
が昨日の(10月27日)の日経新聞はソニーが携帯部品の売り上げを

伸ばして20年ぶりの最高利益だと一面トップで書きました。
自動車産業から電気産業へ流れはシフトしている。

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