更年期対策に「エクオール産生菌」を腸内フローラに補充しよう

   

1豆腐スープ

1大豆畑

2豆腐料理

欧米人は穀物やコーンを良く食べますが、日本人が多く摂取する
のは「大豆」で欧米人の2倍くらい食べます。

大豆を納豆や豆腐そして豆乳などで食べたり飲んだりしている
わけです。

大豆には「イソフラボン」という成分を含んでいて
①更年期症状の緩和 ②骨密度の維持につながります。

イソフラボンを摂取すると、「乳ガン」「脳梗塞」「心筋梗塞」の
リスクが低下し、男性は「前立腺ガン」を防ぎます。

大豆イソフラボンは腸から吸収されるとき、ダイゼインという成分のまま
吸収される人と、「エクオール」という成分で吸収される人がいます。

このエクオールの方がより高いエストロゲン効果(女性ホルモン)を
持つことがわかりました。

エクオールを作れるかどうかの決め手は「腸内フローラ」です。
その中に「エクオール産生菌」という菌が見つかりました。

エクオール産生菌は人によって菌の数が違うそうです。
これは大豆の摂取量や食生活による腸内フローラの環境の違いが原因らしい。

つまりヨーグルトなどで「乳酸菌」を継続的に摂って、腸内フローラの環境を
良くすることも併せて重要なことです。

今10代20代の若い世代でエクオールを作れない人が増えています。
30代~60代は40%台、70代は54%で10代はなんと27%です。

これは食生活が肉食とパンになって、ご飯を食べるのが減ったことで
納豆、みそ、豆腐などを摂る量が減ったということでしょう。

さて毎日の生活を有意義に過ごす観点からすると、40代からの女性の問題は
「女性ホルモンの低下」50代から男性は「前立腺ガン」のリスクが問題です。

女性ホルモンの低下が始まると、首や肩のこり、発汗、冷え性、ほてり、不眠
けんたい感などが起きます。

いわゆる更年期障害です。
最近は男性でもあるらしい。

大豆が作るエクオールによるエストロゲン効果は更年期以降に減少して
いきます。

エストロゲンを補うためにも、腸内に「エクオール産生菌」を増やす
ことが大切です。

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