経済制裁下の「プーチン大統領」は来年2018年に大統領選。

      2021/01/11

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1レーニン

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1999年8月ゴルバチョフのあとを継いだ「エリツィン大統領」は
ロシア連邦保安庁長官のエリツィンを首相に抜擢した。

世界中がエリツィンとは誰だという驚きを発した。
その後エリツィンは大統領代行となり、2000年3月大統領に就任した。

そして三大全国テレビネットワークを政権下におきます。
さらに2003年野党勢力を支援していた「石油財閥ホドルコフスキー」を

脱税と詐欺容疑により逮捕し、その資産を没収し国家石油企業の強化
をはかった。

プーチンは権力集中をはかりつつ、リベラル路線を貫いた。
その後ロシア経済は原油価格上昇を背景に、順調な成長を遂げ

2000年から2008年までの実質成長率約7%を達成し、一人当たり
GDPも1万1千ドルを超えた。

次第にプーチンの支持率は上がっていき、2008年には憲法の
規定に従い2期で大統領職を終えます。

後任にはメドベージェフ大統領が就き、自身は首相になった。
2012年の大統領選に再度出馬しメドベージェフと地位を交換した。

このポスト交換は権力の私物化と非難されました。
2014年にはクリミアを併合します。

その結果欧米の経済制裁により、資金不足、インフレそして最大の
マイナス要因の原油価格下落がロシア経済を襲います。

ロシア国民はこの困難はプーチン以外では乗り切れない、と考えて
いるふしがあります。

そして2018年来年は大統領選挙があります。
プーチンのえらぶ道は「軍事ポピュリズム」か「欧米関係改善」かです。

1冬の森林

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