上野東京ラインが2015年3月開通して列車遅延増加

仕事で根岸線本郷台駅から大船駅乗り換えで宇都宮に行くので上野東京ライン
は良く使います。
しかしながら開通以来、特に帰りの電車で事故により「電車内カンズメ」状態
になることがしょっちゅうある。
JR東日本によれば、上野東京ラインができたことで宇都宮から逗子方面と
高崎から熱海方面がつながってしまい、事故が起きた場合には京浜東北線や
横須賀線にも影響が出て全て列車が止まるとのこと。
しかしこれは開通前から会社として、分かりきったことなので説明にならない。
問題は全国JR7社のうちJR東日本の人身事故が飛びぬけて増加していること。
こちらの方が利用者にとっては危険性が高い。
2008年から2012年にかけ2倍に増え、2014年には3倍になった。
(国土交通省2016年3月発表統計)
国交省の定義では人身事故とは故意でない列車との接触で命をおとす又
けがをすることが人身障害事故となっている。
ということは一番に考えられるのは、ホームの幅が狭く混む駅の場合列車に
接触するということだろう。
事故が減少しているJR西日本の大阪駅の場合を調べると、以前混んでいた
7番と8番ホームは改良工事を行い幅が10Mから14Mになった。
JR西日本の事故数は2008年の70件から40件に減っている。
私が良く使う横浜駅の横須賀線ホームは以前幅が大変狭かったのです。
さすがに2010年に7.2Mから12.3Mに拡張された。
あとは昔通勤していいた有楽町駅も狭い。
人身事故の多いことで有名な中央線、お茶の水駅は事故がないのが奇跡的。
特快と総武線が接続する。新小岩も問題の多い駅です。
JR東日本は収益黒字であるからホームドアを早急に設置することが
総合的対策と思われる。