今年は6月21日が「夏至」にあたります。

      2016/06/21

1天の川

白鳥座1
ここ数年は6月21日か22日が夏至です。
遠い将来は後ろにずれていきます。

夏至は24節気のひとつで次は小暑、大暑そして立秋です。
夏至の日は日の出、日の入りの方角が最も北寄りになります。

しかし日の出が早い日と日の入りが遅い日と夏至は一致しません。
日本では夏至の1週間前頃が日の出が一番早くなります。

旧暦では真夏にあたりましたが、現代では梅雨の最中になり
あと半月ちかく雨の季節です。

雨の日が多いと夜空も雲がかかってしまいますが、今日は
夏の星座の勉強をしましょう。

〈夏の大三角形と七夕〉
夏の大三角形とは白鳥座「デネブ」、こと座「ベガ」、わし座「アルタイル」
の3星座が南東の夜空に大きな三角形を作ります。

これらは1等星で「デネブ」は夏の星座の代表、「ベガ」は七夕伝説の
織姫、「アルタイル」は彦星です。

もう一つの見どころは南の空低くさそり座「アンタレス」が見えることです。
「アンタレス」は大きさが太陽の直径の700倍もあります。赤い星です。

6月21日はフランソワーズ・サガンが生まれた日にあたります。
1935年生まれでフランス人です。

フランソワーズ・サガンという名前はプルーストの「失われた時を求めて」
という小説の登場人物から取られた名前です。

彼女は1954年18歳の時に処女作「悲しみよこんにちは」を出版しました。
この小説は父親の情事を知った少女の話で世界的なベストセラーとなり

サガンは100億円を超えるお金を得たと言われます。
しかし若いときに成功し大金を得た人にありがちな人生を送ることに。

私も「悲しみよこんにちは」を10代のときに読みました。
私だけでなく日本中の若い人が読んだのです。

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